郡上の長滝寺の僧が、本願寺実如法主の門弟となり、了敬と名のって現在の地に古くからあった天台宗の寺を、明応3年(1494)真宗の道場としたのがこの寺の始まりです。 春には鐘つき堂の脇に咲く「しだれ桜」は、幹に木コブをつけ、いかにも古木といった風格です。
郡上の長滝寺の僧が、本願寺実如法主の門弟となり、了敬と名のって現在の地に古くからあった天台宗の寺を、明応3年(1494)真宗の道場としたのがこの寺の始まりです。
寛永3年(1626) 本願寺宣如法主より寺号をうけ、永養寺と称える様になりました。元禄5年(1692)十代目の寺持理伝が故あって本願寺派(西)に転派を企て、本尊を持って恵那加子母村に移り、永養寺を建立しました。このため尾崎の寺では、了敬がさずかった絵像本尊を安置し、高山の称讃寺より住職を迎えるまでの十数年間、村名主・吉左衛門の父が留守居役を勤めていました。
寛保3年(1743)十三世祐天のときに、現在の本堂を建立し、本願寺より木仏尊形を新しく迎え現在に至っています。加子母の寺は明治の初めに廃寺となり、本尊は付近の民家に安置してありましたが、昭和初年再び永養寺に帰り、寺宝として安置してあります。
[参考文献 はぎわら文庫・第3集 萩原の史跡と史話]
場所 | 岐阜県下呂市萩原町尾崎936 |
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見頃/開催時期 | |
営業時間 | |
利用料金 | |
駐車場 | 10台程度 |
問い合わせ先 |
・萩原町観光協会 TEL 0576-52-1370 |
主要道路から | ◆中央自動車道/中津川ICから国道257、41号を経由して約70km、約1時間30分 ◆東海環状自動車道/富加関ICから県道58号、国道41号を経由して約79km、約1時間40分 |
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公共交通機関 | ◆JR/名古屋より高山本線で飛騨萩原駅(約1時間40分)下車、そこからバスで約15分 |
下呂駅から | ◆車/約20分(アクセス詳細参考) ◆JR/約25分(公共交通機関参考) |